不安との付き合い方、その先について

不安になる時、ありますよね

不安になる時、よく「今を生きていないから」と言われます。
過去や未来に囚われて、今に意識が向いていない状態です。
でも、この考え方の前段階として「備えは必要ですよね」という考え方があります。
別の言い方ですと「臭いものには蓋をする」的な考え方というか。。。

不安を感じることは悪いことではない

不安は否定せず「必要な感情」として一旦は受け入れましょう。
そのあと、上手に付き合うようにします。

今に集中する考え方と、「備え」や「臭いものには蓋をする」考え方を比較します

「今に集中する」の本質は「問題に過剰に反応して苦しみを増やさないこと」です。
蓋をするのではなく、「蓋を開けっぱなしにして、必要以上に中を覗かない事」とも言えます。
また問題を扱う力を回復するための準備期間も言えます。

以下は、比較した表です。

観点 臭いものに蓋 今を生きる
感情との関係 感じないようにする 感じても巻き込まれないようにする
問題への態度 無視・回避 必要なときに向き合う準備を整える
意識の焦点 過去や未来にとらわれる 今この瞬間に戻す
結果 問題が溜まりやすい 問題を「扱えるタイミング」まで保留する

感情の変遷としては以下が考えられます。

  • 受容
  • 信頼
  • 待つ力

また、自分へ以下の言葉をかけてあげましょう

  • 大丈夫だよ
  • 今は考えなくてもいいよ

不安になった時の「自分を励ます」考え方

1. 自分を肯定する

  • 自分のような人は他にも居るだろう
  • 自分のような人が居ても良いじゃないか

2. 他者視点で考える

  • 自分以外の人が同じ境遇なら、どのように声をかけるか(自分が他人だったら)
  • 自分以外の人(尊敬する人など)が、自分へ声がけする時、どのように声をかけるか(アドバイスする人が他人だったら)

不安の先は?

その先は安心でありたいですね。
自分はまだその境地に逹していないのですが、考え方を変えて達成していきたいです。

反芻思考への対処法も似てます

  1. 同じ事を繰り返し考えてしまうとき、基本は「ラベリング」して「脇へそっと置く」事が大事です。
    例えば、引越しの予定も無いのに「物が多くて引越しが大変そうだな」と思って心配したら、以下の流れが基本です。

    1. 「引越し思考」になってるな、と認識
    2. 「引越し思考」をそっと脇へ置く感覚を持つ
    3. 「引越しの事を考えている」と認識(○○の事を「考えている」、で客観視)
      • 心に余裕ができたら、物を少しずつ減らすなどの行動を起こす。
  2. EMT(眼球運動による思考整理法)
    脳の情報処理を助けることで、思考のループを緩める効果があると言われています。

    1. 定規を目の前にかがげる(右や左を見て定規の端が見える位の位置)
    2. 反芻思考を画像でイメージする
    3. 目線を定規の端から端へ、右、左と10回位移動する
  3. 別の楽しいことにリンクする
    • ゲームとか、アニメとか、テレビ番組とか趣味とか
  4. 感情に支配されそうになったら「スルーするスキル」を磨く
  5. 別のことに集中する
    自分に合っていて、負担なくできる、適度な集中が必要なこと

    • 瞑想
    • ゲーム
    • 読書
    • 映像(テレビなど)見る
    • 5感の刺激に集中する

後記

いつも読んでくださってありがとうございます。
コロナで寝込んでまして、記事の更新が遅れました(^^;)
また不定期ですが更新していこうと思います。
ちなみに、体調がすぐれない日もあるため、更新の間が少し空くかもしれませんが、
気長にお付き合いいただけたら嬉しいです

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