闘病ではなく共存?

うつ病や双極性障害は「闘病ではなく共存」という記事を読んだことがあります。
しかしながら、自分はやっぱり闘病だと思っています。

双極性障害の場合、「うつ症状にならないための施策」が重要となり、通院や服薬を「継続」する必要があります。
「治る病気かどうかが微妙である」と言った意味で継続を表す「共存」なのでしょう。

でも私達は闘っています。何と闘っているのか?それは「死にたい」という気持ちと闘っています。この気持ちを「共存」と表現してしまうと、あまりにも辛すぎます。

辛い時(うつ症状がひどい時)は、この辛さが一段落するとは想像できません。こんなに辛いなら死んでしまいたい、むしろ消えてしまいたいと心から思います。

それでも、1mmも頑張れないと思っても、残りの0.5mmで死にたい気持ちと闘っています。本当に辛いと思いますし、自分も辛かったです。
この辛さに出口が見えないと感じ、薬を色々試しても効かない、それでも絶望ではありません。担当医を含め、味方になってくれる人は居るはずです。入院されていない方は、入院という手段もあります。担当医を変更するという選択肢もあります。
もちろん、辛い時は動けないので行動にうつせないと思います。それでも、ほんの少し回復する時が来ます。その時に、もしかしたら、動けるかもしれません。

自分の中では、うつ病(双極性障害)は共存ではなく闘病です。
そして、心の底から自死を選ばないでほしいと思います。あなたの命は、あなたが思っている以上に価値があります。

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