無意識のうちに完璧主義に戻る時

大きく分けて、現象と対策について書いていこうと思います。

現象

完璧主義が良くない、というのはみなさん周知の事実だと思います。でも最近、それを理解しているはずの自分が「これって完璧主義に片足、突っこんでないか?」と思うようなことがありました。今日はそれについて書いてみようと思います。

完璧主義が悪さをする場合

  • 日頃の改善。今をよりよくしたい -> 思ったようにより良くならなかった、失敗した。
  • ゲーム:ミスをゼロにしたくて寝る間も惜しんでリトライを繰り返す
  • PCの改善:設定ひとつに数時間をかけ、他のタスクが後回しになる

原因・背景

なぜ完璧主義に戻ってしまうのか?(完全に戻るわけじゃなく一部分だけでも)
自分は「感情により理性の一部を忘れるため」と思っています。
感情の場合、多くは時間が解決します。ですが、感情の渦中にいるときはそれに気づきません。

感情の種類

最初は恐怖や不安といった感情から他の感情へ派生するのでは、と考えました。
具体的には以下の通りです。

  1. 最初
    1. 恐怖(自分の工数の問題、納期の問題)
    2. 不安(漠然とした不安)
  2. 派生する危うい状態 状態 詳細
    焦り 思った通りにいかない。
    コントロール外のできごと。結果への執着。
    怒り 予定通りに進まない。
    他人のミス。
    自分のミス。
    期待 自分が思い描いていたことと違う。
    べき思考 高い水準の結果を期待してそこまで到達すべきだ。

具体例

  • AIと相談しながら、家のコンピュータの改良作業を行っていた。
  • 途中で2台のコンピュータが起動しなくなり、コンピュータがサービスの提供をできなくなった。
  • 当てはまる感情
    • 恐怖:このままコンピュータが起動せずサービスを使う事ができないのではないか?
    • 不安:サービスを使えない?
    • 焦り:いつまでサービスが使えないんだろう?
    • 怒り:自分は悪くない(AIが言った通りに作業した)のになんで起動しないんだ!
    • 期待:コンピュータの改良はうまくいくはずだ
    • べき思考:コンピュータは期待するサービスを常に提供すべきだ

対策

ここからは完璧主義を手放す対策について考えていきます。

まいっか

  • なんだかんだ一番効果が高いと思っています。
  • 具体例
    • まぁコンピュータのサービス提供が止まっても死ぬわけではない。
    • コンピュータのサービスの代替案を探してそちらで作業する。
    • そのうちに解決するだろう。

低い目標を設定する

  • 次の電柱まで歩こう的な、低い目標を設定する
    • とりあえずコンピュータを起動するまで
    • バックエンドのサービスを起動して問題点を解決するまで
    • ミドルウェアの問題点を解決する、など

結果主義になり過ぎている

  • 手段や作業にフォーカスしないと完璧主義になりやすいです。
    • こうあるべき、ここまで達成すべき。気がつくと考えてしまう。
    • 本当に無理なら納期は伸ばすか、クオリティを下げる、お金をかける、などなど

定期的に見直す癖をつける

  • 感情に支配されている最中にも、俯瞰する思考を意識する。
    • 「これって完璧主義じゃね?」と考えることを習慣化する。

備考

備えの話

とは言っても備えは必要です。どの作業もしなくて良いとは限りません。

良い医者とは?の例

良い医者とは、自分の患者を自分で治せなくても落ち込みません。自己肯定感が高いからです。自分が治せなければ、他のお医者さんを紹介する。逆に自己肯定感が低い医者は、自分で治せなくても自分でなんとかしようとします。挙げ句の果て、治らないのは患者のせい、ってことにします。完璧主義ですと「医者が患者のことを治せないのは許せない」となってしまうのです。そうではありません。完璧主義を手放し、自己肯定感を高くし、Win-Winになれるような関係を築いて行くことが目的です。

参考書籍

参考書籍として以下の本はとても良かったです。

まとめ

気がつくと完璧主義に戻ってしまう、それを定期的に俯瞰して考え直す。とても難しいですが、自分も実践してみようと思いました。何ごとも程々に。。。